ご家族が亡くなった後、
「まだ受け取っていない年金がある」
と聞き、戸惑う方は少なくありません。
年金は、亡くなった後でも受け取れる場合があります。
これを「未支給年金」といいます。
- 未支給年金とは何か
- 誰が請求できるのか
- 必要書類
- 手続きの流れ
- 注意点
未支給年金とは?
年金は、原則として「2か月分ずつ」後払いされています。
そのため、年金を受け取っていた方が亡くなった場合でも、まだ支払われていない年金が残っていることがあります。
この未払い分の年金を「未支給年金」といいます。
例えば、5月に亡くなった場合、
3月・4月分の年金が未支給年金となるケースがあります。
未支給年金を請求できる人
未支給年金は、次の順番で請求できます。
1 配偶者
2 子
3 父母
4 孫
5 祖父母
6 兄弟姉妹
7 上記以外の三親等内の親族
なお、亡くなった方と生計を同じくしていたことが条件となります。
また、同順位の人が複数いる場合は、その人たちで受け取ることになります。
手続きの流れ
未支給年金の手続きは、一般的に次のような流れで進みます。
年金事務所へ連絡
まずは、亡くなった方の住所地を管轄する年金事務所へ連絡します。
必要書類を準備
戸籍謄本や本人確認書類などを準備します。
書類を提出
年金事務所へ必要書類を提出します。
審査
日本年金機構で内容確認が行われます。
振込
審査完了後、指定口座へ振り込まれます。
主な必要書類
一般的には、次のような書類が必要になります。
- 未支給年金請求書
- 亡くなった方の年金証書
- 戸籍謄本
- 請求者本人の本人確認書類
- 振込先口座のわかるもの
状況によって追加書類が必要になる場合があります。
注意点
5年を過ぎると請求できなくなる場合があります
未支給年金には時効があります。
請求が遅れると受け取れなくなる可能性があるため、早めの確認が大切です。
遺族年金とは別の手続きです
未支給年金と遺族年金は別制度です。
そのため、それぞれ別途手続きが必要となります。
金融機関などの手続きも必要になる場合があります
年金以外にも、
・銀行口座
・保険
・相続
など、さまざまな手続きが必要になることがあります。
まとめ
未支給年金は、亡くなった方の大切な権利の一つです。
一方で、
「何を準備すれば良いかわからない」
「手続きが複雑で不安」
という声も多くあります。
早めに確認し、必要に応じて専門家へ相談することが大切です。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

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